私たちの想い

私たちは、東北を心から大切に想う気持ちと、魅力的なアイデアとの間で共感が生まれたとき、その力は何倍にもふくらみ、大きな変化をつくる力になると信じています。
資金に込められた大切な想いや願いを、地域で多様な課題に取り組む担い手にしっかりとつなげることで、資金の出し手の意思が伝わり、それが課題解決のさらなる力となる場面に数多く立ち会ってきました。双方の皆さまとの橋渡しをし、東北の復興と復興にとどまらない、東北の新たな「芽吹き(チャレンジ)」を支えることを目指します。

地域創造基金さなぶりとは

地域で多様な課題に取り組む現場が使える資源をつくることで、東北の復興と地域の活性化を支える東北発のコミュニティ財団です。東日本大震災後の2011年6月に一般財団法人として設立され、これまでに総額約17億円の資金調達および累計約16億円の支援を行ってきました。コミュニティ財団として行政・企業・NPO・地元住民の皆さま等、多様な地域の皆さまとともに、地域で使える資源を増やし、地域課題の解決にむけた各種取組みを進めて行きたいと思います。

「さなぶり」とは?

東北地方で古来より田植えの後に開かれる宴のことで、漢字では「早苗饗」と書きます。「さ」とは田んぼの神様のことで、田植えが無事に終わったことへの感謝と五穀豊穣を願う意味があります。また、田植えを手伝ってくれた人の労をねぎらい、酒を酌み交わすことで、地域の絆を深める役割もあったようで、古来から地域の支えあいの「結(ゆい)」 が関係しているとも言われます。

さなぶりファンドの由来

私たちは、東北を基盤とする財団であることから、広く東北の文化を象徴する名称が無いかと考えました。東北は豊かな自然があり、お米の産地が集まっている土地柄。そこで出会ったのが、「さなぶり」という言葉でした。

私たちの仕事は、東北の状況に関心を持っていただき、そのご関心を持っていただいた皆さまがたと一緒に、地域に変化や次の暮らしを創造していくような種をまき、その種の成長をご支援するものです。多様な方々とのつながり(結)をもとに、さまざまな種を植え、それらの取組みの豊穣を願うことから「さなぶりファンド」と名づけました。

さらに、「さなぶり」が地域のつながりを基盤とした宴であるように、私たちは東北と東北に関わる皆さまとのつながりを大切にしたい、との想いも込めました。

ロゴマークの由来

地域創造基金さなぶり ロゴ

が一体となり、未来へ向かって上昇していきたいという願いを図案化したものです。

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