【2/23開催】<参加者募集>東北の未来をつくる新しい資金を知る会議


<参加お申込み>https://goo.gl/forms/cczV5l44O0GCGZ9t2 


 発災から8年目を迎える今年、地域の課題としての復興と、全国各地の地域が直面する諸課題に対して、どのような資金・財源で取り組むのか、行政も民間の団体も大きな課題であると思います。同時に、最近では従来の個人・法人寄付や民間助成金、行政の委託や補助金を超えて、地域で活用できる様々な資金源が増えています。

 今回は、そのような各種の資金源がどのようなもので、活用できる要件はどのようなものなのか等を知る会議を開催し、多くの方々に知って頂く機会をつくります。地域のNPO等の団体だけで取り組めるものもあれば、行政との連携が必要なものもあり、弊財団としても連携・支援を行う準備があります。

 自治体も民間団体も、地元地域の課題を解決するために活用できる「我が地域のための財源」を増やすために、どのような手段があり、どのような要件があるのかを知る機会になればと考えています。ぜひご参加ください。また、日程的に参加できない方々には、資料の送付も行いますのでお知らせください。

 

★ ふるさと納税+NPOへの指定寄付:佐賀県では、佐賀県が受領したふるさと納税約5億円のうち2.2億円がNPO向けの寄付だとか・・・

★ 遺贈寄付:仙台では、遺贈寄付の寄付先を探していたケースでは、1千万円単位の規模もあったとか & 相続人がおられない方の資産が国に帰属した金額は全国で420億円(2015年)・・・

★ 休眠預金:年間 数百億円ともいわれる財源、どのような案件が対象になり、対象になりにくいのか、検討が進んでいるとか・・・

★ 助成金:複数の組織が連携して事業に取り組むことで、2年で1千万円の申請が可能な助成事業もでてきているとか・・・

従来の寄付や補助金、委託金だけではない資金のうねりが来ています。中には、地元の自治体と一緒に地域課題に取り組むことが条件に、大規模&複数年を活用できる財源もあります。同時に、事業のタイプによっては、財源の向き・不向きがあります。今後の活動の展開を考えるうえで、必要となる資金源ごとの使い勝手や特色などがわかるようにと思いますので、ぜひご参加ください!

 


日 時:2018年2月23日(金)13時開会、16時半閉会/17時会場閉場

会 場:仙台市商工会議所 7階大会議室 〒980-8414 宮城県仙台市青葉区本町2-16-12

対 象:東北6県を中心に、NPO等+行政・金融機関、中間支援組織の皆様

参加費:無料

<参加お申込み>https://goo.gl/forms/cczV5l44O0GCGZ9t2 


<着席者>

・休眠預金:岸本幸子さん

(休眠預金等活用審議会・専門委員/ 公益財団法人 パブリックリソース財団)

2019年から制度が始まる予定で、内閣府で検討が続いています。休眠預金は10年以上取引のない個人預金を、社会をよくするための事業に積極活用するものです。休眠預金自体は、日本全国・毎年800億円以上あるといわれています。

<参考>

休眠口座について考えるための情報サイト 

内閣府「民間公益活動促進のための休眠預金等活用」に関するサイト 

 

・遺贈寄付:鵜尾雅隆さん
(特定非営利活動法人 日本ファンドレイジング協会/一般社団法人全国レガシーギフト協会)

相続をする資産、相続をうけた資産を地域のための寄付をするものです。人生の集大成の社会貢献としての寄付に関心のある方が増えているものです。

全国レガシーギフト協会(いぞう寄付の窓口)

 

・社会的投資:青柳 光昌さん(一般財団法人 社会的投資推進財団)

社会的投資とは、地域の様々な課題(教育・医療・福祉等)について解決目指すために、従来とは違う投資・融資を用いようとする新しい動きの一つです。また、成果連動型の資金=SIB(ソーシャル・インパクト・ボンド)もあります。

 

一般財団法人 社会的投資推進財団 

 

・行政補助金改革:深尾昌峰さん
(一般財団法人 東近江三方よし基金 /プラスソーシャルインベストメント株式会社))

滋賀県東近江市にて取り組まれている、市民が資金を拠出して地域課題を解決する取組みに資金を提供。その取組みが成果を上げた場合に、行政が初めて拠出する仕組み

プラスソーシャルインベストメント株式会社

<参考>

総務省・地域の元気創造プラットフォームサイト:事例紹介記事 

 

・ふるさと納税:イノウエ ヨシオさん(株式会社ファンドレックス)

自分の居住地以外の自治体への寄付制度を活用して、返礼品をもらう代わりに地域の課題解決をする団体や事業に寄付指定をすることです。一部地域では地域課題を解決するNPOの活動に積極活用されはじめています。

 

・新・助成金:喜田 亮子さん(公益財団法人 トヨタ財団)

従来の助成金と違い、地域の一つの課題を複数の組織や実施期間が協働して事業を行う形への助成を行う助成事業が増えています。

 

<課題提起者>

・困窮家庭への早期介入で、福祉資源の接点をシフトする:阿部 知幸さん(特定非営利活動法人フードバンク岩手)

従来のフードバンクの取組みを、地元の福祉資源(市役所・市社協)と連携を取りながら、食料支援を早期の困窮家庭へ関わる入口として活用し、より支援を必要としている家庭への接点をつくっています。

・農福連携を通じて地域の福祉のカタチをシフトする:高橋 由佳さん(一般社団法人イシノマキ・ファーム)

従来の農業と、若者の中間就労の場を結び付け、「農を通して地域、社会、そして自然とつながる」形で、農業と福祉の連携と持続可能な形を創造しています。

・介護と介護離職の二つの予防から人の暮らしをシフトする:橋本 大吾さん(一般社団法人りぷらす )

介護からの卒業をリハビリテーションの目的として掲げて地域で取組み、今は介護離職の予防にもの取組み、高齢化が進む社会のなかで、リハビリテーションを「自分らしく生きる権利の回復」と掲げて取り組んでいます。

 

<参加お申込み> 

https://goo.gl/forms/cczV5l44O0GCGZ9t2

※お手数ですが、おひとり様ずつお申込みを頂ければ幸いです。 

 

※本イベントは、全国コミュニティ財団協会:北海道・東北ブロックオープンフォーラムとして実施します。

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主 催:公益財団法人地域創造基金さなぶり

共 催:一般社団法人全国コミュニティ財団協会

協 力:一般社団法人RCF

後 援:復興庁、宮城県、認定特定非営利活動法人あきたスギッチファンド、特定非営利活動法人いわて連携復興センター、認定特定非営利活動法人 杜の伝言板ゆるる、特定非営利活動法人せんだい・みやぎNPOセンター、一般社団法人みやぎ連携復興センター、特定非営利活動法人 山形の公益活動を応援する会・アミル、一般社団法人ふくしま連携復興センター 

(2018/2/11現在:申請中のものは許諾が得られ次第追加)

助 成:公益財団法人日本財団

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お問い合わせ:公益財団法人 地域創造基金さなぶり(担当:鈴木・菊地)

〒980-0804 仙台市青葉区大町1-2-23 桜大町ビル602

TEL : 022-748-7283  FAX : 022-748-7284 

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